自己効力感を高めるコツ その1

仕事でも子育てでも、自己肯定感が大事です
前回、自己肯定感について書きました。
自己肯定感が高いか低いかの質問は、人材育成の仕事において中小企業のスタッフさんにも聞きます。
高い人、低い人は、だいたい半々くらいです。
低い人は上げていただくようにアドバイスしています。
ちょっとネガティブ面が強い方が、1回のアドバイスでグンと変わられたこともあります。
仕事に対しても前向きになり、経営者から喜ばれました。
子育てでも、自己肯定感は大事!
自分にOKを出せていないお母さん、お父さんだとすると、その姿を見て、お子さんが育ちますからね。
毎日少しずつ、自己肯定感を高めていきましょう!
さらに自己効力感も、人生を好転させるキーとなります
さて、今回は「自己効力感」についてです。
自己効力感は端的に言うと
自分ならできる
と思えることです。
これは、が提唱した概念です。
正確には「課題に必要な行動を成功裡に行う能力の自己評価」と定義されています。
簡単に言うと「自分ならできる」「自分ならうまくやれそう」と思えるかどうか、ということです。
例えば…
小学校時代、高い飛び箱を飛ぶときを思い出してください。
飛ぶ前に「飛べそうだ」と思えるか「ダメそう…」と思うのかによって、結果が変わってきませんでしたか?
「ダメそう」だと思い、もしかして、飛ばないという選択をしたかもしれません。
同じ能力をもっていたとしても、自己評価が高いか低いかで結果が変わってきてしまうのです。
ビジネスでも人生でも、自己効力感が高い方がもちろんいいです。
何事も臆せずチャレンジできますし、パフォーマンスも上がります。
努力をどれくらい続けられるか、トラブルにあったとき、どのくらい粘れるか、どんな環境を選択するかなど多くに影響してきます。
では、自己効力感が高いか低いかをどう見分けるか、ですが。
あなたは、できたことを考えるタイプ? できなかったことを考えるタイプ?
この質問を自分にしてみてください。
「あなたは、1日が終わった夜、今日できたことを考えるタイプですか? それとも、できなかったことを考えるタイプですか?」
いかがでしょう?
「今日、あれもできたし、これもできた! できたことが増えたぞ」
とできたことを数える方は、自己効力感が高い傾向にあります。
「今日、あれもこれもできなかった。私は、あれもこれも苦手だしなぁ…」とできなかったことにフォーカスして暗い気持ちになる方は、自己効力感が低い傾向にあります。
人によっては、勉強なら「できる」ことに意識がいくが、スポーツは「できない」ことにフォーカスしてしまうなど分野によって違う場合もあるかもしれません。
自己効力感が低い方は、ぜひあげていきましょう。
自分のもつ能力を最大限発揮していけないと、もったいないですから。
いちばん強力な、自己効力感を高める方法とは?
では、自己効力感を高めるにはどうしたらいいか? ですが。
バンデューラは自己効力感の形成や変容に以下の4つをあげています。
1)個人的達成
2)代理学習
3)社会的説得
4)情緒的覚醒
バンデューラは 1)個人的達成 がいちばん強い影響力があると言っています。
私の個人的な感覚からもそう思います。
「自分で実際にやってみて達成できたという経験」を積むことです。
「こういうと何かすごいことを成し遂げないと達成感を得られない…、そんなの先になりそう」と思う方がいるかもしれません。
いえいえ。
小さい事でよいのです。
小さい達成感を積み重ねていくと自己効力感が上がります。
では、自己効力感を上げる方法をお伝えしますね。
例えば、何かをした後、1つひとつ達成感を感じるようにします。
・料理をつくった!
・トイレ掃除をした!
・1つメルマガを書き上げた!
・ミーティングの司会をした!
などなど。
やったことを「当たり前」として流さず、小さな達成感を意図的に感じるようにするのです。
これだけで違います。
今日できたことを書き出そう!
また、これは、あるコーチから教わりました。
毎晩、今日できたこと、今日成し遂げたことなどを思い出し、書き出します。
そして「よくやった!」と褒めてあげる。
・家の前の掃除をした
・買い物に行った
という当たり前のことでも構いません。それだけをコツコツと継続する。小さいけれど、効果絶大です。
少しずつ自己効力感が高まってきます。
私も実際にやってみて、かなり変化がありました!
どんなことも自分を変えたいのであれば、日常の小さなことから変えること。
それが一番強力だと思います。
残り3つ
2)代理学習
3)社会的説得
4)情緒的覚醒
こちらに関しては「自己効力感を高めるコツ その2」に書きました。
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